↑広告です
ウッドデッキ、物置、水道、ゴミ箱入れ、と、だいぶお庭もいい感じになってきました。
ウッドデッキ作成時点からの念願のBBQ(バーベキュー)を早いとこやらなくちゃ!!
ってことで、バーベキューコンロを作りましょう。
ひとまず、計画です。
図面を書いてみました。(ここをクリック!!)
Linuxで、CADを動かしたかったのですが、日本語(日本語フォント)をうまく使えるソフトが見つからなくて、今回は、StarSuite7(OpenOffice1.1同等??)で図面を書いてみました。
StarSuite7の「図形描画」で図面を書くのは初めてで、「はたしてど〜なの?」って感じでしたが、結構使えます。アバウトな図面であれば、素人の自分が下手な(?)CADソフトを使うより、簡単に図面がかけます。
StarSuite7の「表計算」や「文章作成」では、そのまま、htmlとして変換保存できるのですが、「図形描画」では、できません。そこで、一度「文章作成」に「図」として張り付けて、改めてhtmlで保存してみました。
さーて、活動開始!!
2005,5月17日
図面もひとまず完成して、早いところ実作業に入りたいところですが、左官に関する知識不足で、なかなか先に進めません。
いろいろと、本屋さんで、レンガに関する本の立ち読みが続いています。
「ドゥーパ」あたりにかなり良い特集があったりして、参考になります。
いろいろなホームページを見ていると、だんだん具体的になってきました。
参考書として『日曜大工でレンガワーク』 (山海堂 藤岡 等 著)を購入。レンガの積み方、敷き方が詳しく写真入りで解説されています。
本日は、土台(基礎)作り。
直接コンクリート地面にうつ「土間コン」も考えましたが、コンクリート(モルタル)を練る手間と、コストを考えて、コンクリート平板を敷くことにしました。
600X300のコンクリート平板を4枚敷いて、基礎を作ります。
基礎のサイズ1200X600より一回り大きく地面を掘ります。
深さは、平板の厚みが60mmなので、60mmほど掘ります。
角スコップで、はぎ取る感じで掘ってゆきます。だいたい水平になるように掘りすぎに注意しながら少しづつ堀ります。この後、路盤材を敷くので、だいたいでOK。
路盤材を敷いて、スコップで平らにならし、今度は水平器を使って平らにしてゆきます。
本来は、かなり強くたたいて平らにするようですが、機械も無いので、足で踏み固めます。
水平を出した路盤材の上に、コンクリート平板をのせて、再度水平の確認。
4枚を敷き終えたら、コンクリート平板の周りに土をもどして、踏み固めて完成。
↑アバウトに掘っても、結構水平に掘れました。 ↑黒っぽいのが路盤材です。
←本日終了の図
基礎を完成させたところで、初回に起こした図面では、無理(基礎の上にのらん!!)なので、再度図面の書き直しをしました。
さーて、ここからが大変だ!!
道具を揃えないと、先に進めません。
ふね、こて、セメント鍬、、、、
楽しくなって、きましたよっ!!
2005,5月21日
本日は、いよいよレンガの買い出しです。
先日の図面で、10段まで積むとして、115個、12段で、138個必要です。
完成時の高さは、10段で80cm、12段で95cm位です。
平面図(上面図)しか起こしていないので、高さの感覚が今ひとつつかめていません。
足らないよりは、あまる位の方が良いので、今回は140個購入しました。
(あまれば、花壇や何かに使いましょう)
10時の開店時間を待って、行きつけのホームセンターに向かいました。
先日から、目を付けていたレンガを購入します。
貸し出し用のトラックが空いていることを確認して、売場の係りの方に注文。
トラックへの積み込みのお手伝いもしていただきました。
例によって、貸し出しは無料です。本当に助かります。
ひとまず、自宅まで運び、玄関前にレンガを降ろし、お店までとんぼ返り。
問題は、玄関先から、庭までの運搬。ちょっとした階段を上らなくてはなりません。
一回にもてるレンガの数は4個。35往復かケッコウきつい!!
汗だくになって、本日終了。
↑トラックの荷台に平たく積みました。降ろすとかなりのボリュームです。こんなに必要??
←サイズは21X9.5X7です。またまた、図面の書き直しが必要です。
2006、6月2日
ずいぶんと時間が立ってしまいました、、、、、、
煉瓦を買ってきてから、まるまる一年が他ってしまいました、、、
煉瓦は庭の隅でいい色してます。(こけで緑いろです)
言い訳をすれば、昨年の夏はものすごく熱くて、冬はとっても寒くて、今年の春は雨ばかりで、、、
やっとよい天気のおやすみがありましたので、作成再開です。
この一年の間に、煉瓦関連のお勉強をいくらかしてみました。昨年買った本も2〜3回読み直したかな?
一番の収穫はNHK教育テレビで放送されている『住い自分流』です。
百聞は一見にしかずで、映像での説明は、具体的でわかりやすいです。お気に入りのテレビ番組です。
毎週テーマを変え、飽きさせません。
まずは、「半マス」の作成です。
グラインダで切り込みを入れ、煉瓦タガネで二つにわります。かなりのほこりがでるのでびっくり。
←白っぽいところがグラインダの刃の痕です
つぎに、煉瓦についた「こけ」や「土」を簡単におとして、水に漬けます。
ブクブクと泡が出てきます。この泡がでなくなるくらいまで漬けて置くとのことです。10分くらいかな?
←いわゆる「ベランダコンテナ」を使用しました。
その間に、部品の用意です。
今回は「鉄筋」を切ります。「鉄筋」はコンロの焼き網をのせるために使う予定です。
目地の間に埋め込んで作ってしまうのが一般的の様ですが、錆てしまった場合のメンテナンス性を考えて、取り外し可能な鉄筋にしようと思います。
方法は、目地には鉄筋よりひとまわり太い「ステンレスパイプ」を埋め込み、中に鉄筋を通す予定です。
「トロ舟」に、セメントー1:砂ー3の割合で入れ水を加減しながら練ります。
どのくらいの水を入れればよいのか塩梅がわからず、「こんなもんかな〜」で練り終了。
セメント8kg、砂17kg位を練りました。(この段階で、かなり腰にきてます)
煉瓦も充分水を吸ったところで、いよいよ「積み」ます。
三角形の「ブロックこて」で「モルタル」をすくい、コンクリート平版の上にコンロの形に合わせのせていきます。
そこに煉瓦を置いてゆくわけですが、どうやら、「モルタル」が少し「ゆるい」ようです。
セメントと砂をたして練り直しも考えましたが、「え〜い」で続行。(ちょっと強引)
水平器を使って「垂直」と「水平」を測りながら積んでゆきます。煉瓦自体が真四角ではないので、目分量でも問題なさそうですが、、
4段目まで積んだところで、モルタルがなくなり、本日終了。
←2段目まで ←4段目まで。本日終了の図
2006、6月5日
前回の反省、、、積み終わってからの養生をおろそかにしてしまいました、、、
モルタルがゆるかったこともあり、全体にモルタルがダラダラと垂れていました。物の本によると、根気よくはみ出しを拭き取らないと仕上げに大きく影響するとありました。まさか、こんなことになるとは、、、、
←手抜きのため、真っ白です。
モルタルが流れたところが、白く粉を噴いた様になっています。ためしにたわしでゴシゴシこすってみたら、多少ですがきれいになりました。『仕上げに大きく影響』とはこのことだったのですね、、、
「まぁいいかっ」で本日の作業開始です。
本日は完成を目指します。
まずは、モルタル作り。前回と同じ分量をこねました。今回は水を少しひかえて硬めにこねます。
今回のポイントはメジにステンレスパイプを埋め込むことです。
まず、モルタルを1.5cm程の厚さに盛り、ステンレスパイプを埋め込みました。このとき、後から鉄筋を抜き差しできるように位置がずれないように鉄筋をいれたまま位置決めしました。
後は、順番に煉瓦を積んでいけば完成です。
←パイプ ←こんな感じです
←完成の図 ←乾いたら、、、ちょっと白い、、
←カメラの具合で曲がって見えますが、水平です。(ほとんど、、)
最終的に、煉瓦は40個程余ってしまいました。花壇にでも使いましょうか?
ダッチオーブン用の専用コンロを作るのも面白そうです。
初めての「佐官」仕事でしたが、案ずるより産むが易しで、楽しくお仕事できました。アドバイスをいただいた方々には感謝、感謝です!!
さ〜て、次は何をつくろうかな?