物置をつくってみよう


ウッドデッキも無事(何とか)完成し、さーて、お次はなにを作りましょうか??

プラモデルもそうだけど、作っているうちが一番楽しくて、できあがっちゃうとつまんない。また新しいのを作りたくなっちゃう。

ウッドデッキだけだと、何となく殺風景なので、今度は物置をつくってみましょう!!

ウッドデッキ同様2x4材を中心に、できるだけ「リーズナブル」に作ります。
「物置」となると、「デッキ」とは違い、「屋根」や「扉」が必要になります。どんな風に作ればいいのか、考えるだけで「わくわく」ですね!!




1日目・・・2004、1月19日

年も明け、のんびりと図面を書いてみました。

「デッキ」の横に建てて、「デッキ」から物の出し入れができるように設計します。

サイズは、床面で1800x900。いわゆるサブロクです。
高さは、基礎を除いて2700くらいになりそうです。
基礎は、「デッキ」と同じ作りで、「踏み石」を使う予定。基本的に「デッキ」の応用で作るようにしました。

床面の1800x900(サブロク)は、コンパネ(コンクリートパネル)のサイズです。
強度、耐水性、それに、なんといっても「価格」を考えるとコンパネは魅力的な素材です。ホームセンターで1枚1000円前後で手に入ります。
壁面もコンパネを使って作ります。「扉」も2x4とコンパネの組み合わせで作れそうです。

1/10サイズで3面図を書き、基本骨格の木取り図を作りました。
「屋根」に関しては、図面は書いたものの、具体的なアイディアがまとまりません。

「どのように作るのか?」「どんな屋根材を使うのか?」「施工の方法は?」

まぁ、考えていても始まらないので、作りながら考えましょう、、、きっと、良い考えがそのうち浮かぶでしょう、、、???

(残念ながら、linuxで動くスキャナがないので、手書き図面の「図」が入れられません。そのうちスキャナを動かすぞ!!)




2日目・・・2004、1月25日

なにはなくとも材料です。
(
お買い物の内容は、「DIYに掛かったお金」のページをみてね)

今回は初めて8フィート(2400mm)の材料を使います。それと、コンパネもひとまず9枚ほど購入。

さすがに「Fit」じゃ無理です。入りません。
そこで、商品持ち帰り用の貸し出し軽トラを借りて、お持ち帰りです。なんと、貸出料無料です。
トラックからの運び出しが結構大変。へとへとです。

今日は買い出しに行く時間が遅かったので、材料を「デッキ」の上に積み上げて、養生シートでくるんで終了。雨が心配です。




3日目・・・2004、1月28日

今日は、先日購入の材料の「キザミ」です。

「デッキ」の時は、2x4材をそのまま長さだけ調整して組み上げましたが、「物置」は「扉」「壁」があるので、材料を「キザミ」ます。

2x4材の断面を凸型やL型にしなければなりません。
丸鋸の定規を使って、20mm〜30mmの幅で2x4に溝を作ります。
大変なのが、切り出しと、最後。鋸の刃が引っかかり材料が暴れます。。
すべて丸鋸で切るのではなく、最初と最後は手引鋸で切るとうまくゆくことが、最後の2〜3本目でわかりました。

柱になる材料と、床の根太の材料を「キザミ」終え、「キシラデ」を塗って、本日終了。
「キシラデ」は「デッキ」と同じ「ピニー」です。
同じ色じゃつまんないかな??

キザミがみえます?


4日目・・・2004、2月4日

今回は、きざんだ材料で、基礎を作りましょう。

基礎の基本は「デッキ」と同じやり方で作ります。
踏み石を使い2x4材を2本組み合わせて柱にしてゆきます。
水平器を使い水平をとって組みます。

組立自体は、至って簡単。問題は、2m40cmの2x4材を垂直に立てることで、、、

一人で組のは結構大変。アクロバティックな体勢で、何とか組みました。

99%の精度でいいじゃない!!

1m離れたところで1cmの誤差・・・・1%の誤差

ってことで、2mの材料の先端での誤差が2cmであれば、誤差1%

結構、気楽に組んでしまいました。実際は誤差0.3%位かな?

複雑に組んで(?)います。

本日終了の図。




5日目・・・2004、5月27日

ずいぶんと、長いこと、作業中断していました。
スタートの時点から、問題であった「屋根」をどうするか?が、なかなか良い方法が見つからず、ホームセンター巡りをしておりました。

市販の木製物置や、大型犬小屋などを参考に、本物の屋根材の「アスファルトシングル」を貼ることにしました。耐久性に関しても問題無いでしょうし、施工も比較的簡単そうです。

今日は、先日組んだ骨組みに、屋根の土台(?)を組みました。
2X4や1X4ではなく、松の荒材を使用しました。

骨組みが完成した段階で、強度的に不安があったので、建築用の補強剤を取り付けました。
横の強度はかなり上がりましたが、縦の強度にまだ不安があります。壁面にはコンパネを使う予定なので、プレハブ構造のように、壁面を組み付ければしっかりとするはずです、、、(??)



本日終了の図


6日目・・・2004、6月2日

物置の全体の形ができあがったところで、この後「扉」「屋根」を作ってゆきます。
「扉」「屋根」「壁」は、すべてコンパネを使用します。
価格、耐久性ともに、ベストなはず、、、見てくれがいまいちかも、、

扉は、コンパネの周りに2x4材で額を付ける感じで組み立てます。
一枚板のコンパネで扉を作れば、強度もとれるし、狂いも少ないはず、、、(?)

きざんだ2x4材を45°でカットして、組むのですが、なかなか思うように組めません。
予定のサイズに成らないのです。カンナで調整しながら、現物にあわせます。

蝶番で扉を本体に取り付けるのですが、かなり扉自体が重いので、結構大変。

額縁の部品です。

2x4の接合部にはL字金具で補強を入れます



本日終了の図






7日目・・・2004、6月5日

扉の取り付けは、ひとまず完了。

取り付けの時に、扉の閉まり具合を調整しながら取り付けをしたのですが、2〜3日すると、木のしなりが出て、しまりが悪くなってしまいました。再度調整しなおして、本日は、塗装です。

コンパネでの仕上げが、どんな感じになるのか多少不安でしたが、キシラデコールを塗って見ると、そこそこいい感じに仕上がりました。

扉の金具を取り付けて、本日終了。

良い色になりました。

金具です。色がイマイチです。




8日目・・・2004、6月9日

屋根の取り付けです。

コンパネを張り付けるだけで完成です。


本日終了の図






9日目・・・2004、6月15日

先日コンパネを貼った屋根にルーフィンブフェルトを貼ります。

タッカーで、パチパチと止めてゆきます。
タッカーの針は鉄のため、錆が心配ですが、上からアスファルトシングルをのせるので、ズレ防止程度なので問題ないでしょう、、、(??)

その後、屋根の周りの囲いを取り付けます。

軒先は、雨水が抜けるようにしてみました。↓




10日目・・・2004、6月18日

いよいよ、屋根材の張り付けです。

アスファルトシングルを下側から順番に、半分づつ重ねて貼ってゆきます。
本来は、専用の接着剤で貼ってゆくらしいのですが、量の多い物しか販売されていないらしく、購入を断念。

ステンレスの釘で止めることにしました。

全体の4分の3位を張り終えたところで、材料が足りなくなり、本日終了。








11日目・・・2004、6月19日

完成を目指します!!

残りの屋根の残りを貼り付けて、外壁を付けて完成です。

外壁を付ける段階で、扉をもう二つ付けるように変更しました。
物置内部に棚を作り、小さな扉を付けることにしました。

止め金具も、一度取り外し、艶消しの黒で塗装。引き締まった感じに仕上がりました。

完成の図

完成してしまいました、、、、、

大きさは、床面積で0.5坪。そこそこの大きさです。
DIYの道具と、灯油缶あたりを入れましょう!!
図面の段階では、大きすぎると、作れないんじゃ無いかと不安でしたが、完成してみると、もう少し大きくても良かったかな。
1坪(180X180)位までなら、いけそうな感じです。
う〜ん、今さら、スペースもないし、、、、ちょっと残念。



できあがっちゃうと、つまんないんです、、、、
さ〜て、次はなにをつくろうかな!!