水栓(流し)を作りましょう!


ウッドデッキも無事完成し、次はなにを作りましょうか?

あると便利な物というか、ライフラインとしては、電気・ガス・水道です。
電気に関しては、デッキの作成中に防水コンセントを取り付けてあるので、後は、ガスと水道ですね。
ガスは、ひとまず今のところ必要ないので、今回は水道を作りましょう!!

水道といっても、手洗いと水撒きのジョーロに水を入れるくらいなので、簡単な水栓でOKです。
以前からいろいろなホームセンターで目にしていた『どこでも水栓』を取り付けることにしました。

外水栓といえば、いわゆる『研ぎ出し』が一般的ですが、立ち水栓(水栓柱)を埋設したり、配管を行ったりと結構大変な「工事」が必要です。
やってみれば、たぶん、相当おもしろい「お仕事」なのでしょうが、できあがったデッキの上に水道をつけるのによいアイディアが浮かばず、『どこでも水栓』に決定。

『どこでも水栓』は、ひとまず組み立てるだけで、水栓の基本は完成。耐圧ホースで給水して、蛇口をつければ完成です。

それじゃ、あんまり「芸」がないんで、ちょっと工夫してみました。


1日目・・・4月17日(土)

いろいろ考えながら材料の購入です。
デッキを作りながら、あれこれと考えていましたので、必要な物を一通り購入しました。
(詳しくは「DIYにかかったお金」のページをみてね。)

残念ながら、かっこいい水栓は「お取り寄せ」扱いで、カタログで選んで後日購入となりました。



2日目・・・4月18日(日)

早速、朝から組み立てです。
「キット」状態なので、組むのは簡単、15分くらいで完成です。

「素」の状態です。



給水配管は、耐圧ホース(散水用のホース)を使います。デッキに埋もれてしまった外水栓を分岐して配管します。
市販のジョイントを組み合わせるだけの簡単施工。これも、あっという間。

排水は、塩ビ管を使います。勾配をつけてデッキに取り付け完成。外水栓の排水に合流させます。
またまた、あっという間。

給水、排水の図



「素」のままでも、水栓としての機能は十分なのですが、このままじゃつまらないので、みてくれをよくします。

まずは、2x4材を組み合わせて土台を作ります。
イメージは『樽』で、多角形に組んでみました、一番苦労したのは、「はたして何度に切るか?」で、方眼紙に図面を書いて考えました。

90°の半分は45°、45°の半分は22.5°

この計算になんと30分ほどかかりました、、、、
計算ができてしまえば、あとは丸鋸の角度を合わせて、ガンガン切るだけでOK。
「飾り」なので強度的な問題もない(さわっても壊れない程度で、、、)ので、どんどん組み立てます。

で、今日は、ここまで。

土台の完成の図



3日目・・・4月24日

先日注文しておいた「蛇口」も手に入り本日完成予定です。

前回に引き続き、今回は、立ち上がり部分の「お飾り」
柱部分を1x4で囲みます。箱を作る要領で作ります。蛇口を通す穴あけがメインイベント。
ドリルで下穴をあけて、ジグソーで広げてゆきます。あわてずにゆっくり切ってゆけばOKなのです。
現物あわせで、仮組しながら作ります。

全体に色を塗りました。デッキと同じ色でもよかったのですが、雰囲気で「深緑」に塗ってみました。
今回はキシラデコールではなく、「ケミプロ化成」社の油性塗料、「撥水性アウトドアステイン」を使ってみました。(価格は、キシラデより若干割安)
使い勝手は、キシラデとほぼ同等。乾燥時間が早いのが特徴。30分くらいで乾きます。

乾燥した土台と柱のカバーを取り付け、最後に蛇口を取り付けます。

実は、この蛇口の取り付けが一番難しい。

シールテープをねじ部に巻いてねじ込む訳ですが、なかなか思うところで止まるようになりません。
テープの巻き数をかえて何回もチャレンジ。

結局10回目くらいにやっと正面からみて垂直の位置でとまりました。

最後に、水漏れなどないことを確認して完成!!

さーて、次はなにをしようかな???



完成の図